鮭ご飯

アラサー看護師です。抑うつから復活し、その後の生活を緩〜く綴っている日記です。

今年の漢字

ご無沙汰でござる。たらればです。

 

 

ツイッター見てたら、「たられば娘リターンズ」って始まってるんだね。見たい、見たいよ。

 

 

 

でも1期を読んでたあの頃とは、主人公たちの立場からはすれ違ってきている私の人生。

 

 

 

結婚し、夫婦生活というスーパーストレスフルな毎日を過ごしている。

 

 

 

そこに妊活なんて更なるストレスを自分で課して、ほぼ自滅していた。

 

 

 

そう、あれから約半年………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できてました。タイミング法の3発目ぐらいで。

 

 

 

 

 

もう3.4年前から、ずっとラルーンというルナルナ的アプリで生理周期を記録してたから、その通りにタイミングを計ってたんだけど、なぜか当たらない。

 

 

 

ということで科学の力、排卵検査薬(海外製の安いもの)を1周期試すかー。と思ってやり始めると、なんとラルーンの排卵予測日よりも5日ぐらい早く陽性反応!

 

 

 

あかん!あかん!

5日先だと思ってたから、近日中に仲良しするお約束とかしてない!

なんなら昨日いたしてしまったから、もう彼は色んな意味で枯渇している!カラカラだ!

 

 

 

ということで、次月にまたタイミングとればいっか。

 

 

 

そう思ってましたが、それから生理が来ることはありませんでした。

 

 

 

そして始まった地獄のつわり。あれだ……入院できた方がまだマシだったかもしれない。あの2ヶ月は人生の底だった。これからは患者さんにもっと優しくしようって思えた。

 

 

 

そして恐れていた「流れないかな」という件ですが、妊娠早々に子宮内出血により出勤停止。

 

 

 

夜勤も1.2ヶ月ぐらい免除してもらいました。もち、診断書を書いてもらって。

 

 

 

そしてヘナヘナと働きながら師走を迎え、やっとの安定期です。

 

いやぁ、安定しないけどね。消化不良とか喉づわりとか疲れやすさとか筋力低下とか、色々もう、『別人』

 

 

なるほど女はこういう事が起こるから、若かりし頃から生理痛で苦しんだりホルモン変動で悶々したりするんだなと納得。男にこの変化は耐えられない。

 

 

 

したかった妊娠。欲しかった子供。

でもいざつわりという苦しみを前にした時、心の底から「もう2度と妊娠したくない」と思ってた。その程度の覚悟だったのかもしれないけど、あれは正常なメンタルでは無かった。

 

 

 

あれだね、森田療法的なね。。。

落ち着いてきた今、あの身体・精神不調を味わったせいで、多少のことなら「落ち着いて理論的に考えて対処した方が自分のためだ。分析しよう。ここはこう返答しよう。」とか、もう玄人級だよ。。苦痛を乗り越えないと成長しないのね。。はは。。

 

 

 

そして仕事の方は、周りの皆さんはとても配慮して下さっている。本当にごめんなさいって思う。

それと同じぐらい、何を言われてもとりあえずこの腹の子を守る行動をしようと思って日々働いている。

 

 

 

 

嫌味を言う人も居ないわけではないからね。

女の職場。それは仕方がない。

 

 

 

 

でも、私は心身ともにボロボロなのに、「お腹出てきたね〜頑張ってるね」「大丈夫?無理しないでね」「どっちかなー?たらればさんは男の子っぽいな!」とか、素直に楽しみにしてくれている声がけを聞くと、ありがたみで泣きそうになる。

女性ホルモン急上昇中で涙腺崩壊している。

 

 

 

「おまえは元気に産まれることを沢山の皆様に望まれているよ。感謝せえ。」と、やや他人事に腹の人に伝えている。

 

 

 

 

あと、勤務中に辛過ぎて座り込み、突っ伏して「きもちわるいよーー」と泣いてしまった時。

仕事一筋独身アラフィフ上司が、すごく心配してくれて、

 

「ごめんね私は妊娠したことないから辛さが分からないんだけど、辛いんだよね」

 

って言ってくれた。

更に泣いてしまった。

 

 

 

勝手な想像だけど、女性って妊娠出来る生物なわけだから、その上司だってもしかして妊娠希望を持っているor持っていた人なのかもしれない。

妊娠はしたくても出来るものではないし、不妊治療やパートナーとの関係とか病気とかで子作りに悩むこともあるわけで、とてもデリケートな話。だからやはり職場では大っぴらに話せない。

そんな中、不意にその上司が思いっきり個人事情をさらけ出して共感してくれたことに、尊敬の意を抱いた。

 

かたや「妊娠は順番だからねー」とか「まだ気持ち悪いの?まだ拒絶反応してるの?」とか、悪気なく言ってくる上司もいて、器の差を感じたよね。

 

 

 

 

旦那さんはアレだね、イラッとする事もあるけどまぁ結婚したての男性が、つわっておえおえ・イライラしてる妻の世話を2ヶ月も平常心で見れるわけないよね。

当時は旦那さんが靴下脱ぎっぱなしてるだけでブチギレ、「離婚しても私は看護師だからやっていける」とか心に固く思い、本当にイライラを募らせてた。今思うとほんま私病んでたなごめんなさいって思う。クリスマスをいい機会に謝ろうと思う。

 

 

 

そして子育て本より先に、夫育て本なるものを読んでいる。なんと上から目線なタイトルかと思うが、中に書いてあることは夫婦円満のためのメンズ対応の仕方なり自分の振る舞いなりで、私はとてもためになっている。

 

 

 

まぁそんな日々を送っているわけだけども、もう2018年が終わってしまう…。

 

 

本当に色々あったなぁ…

 

 

そしてほとんど常にどこかしらか身体を痛めていたなぁ…

 

 

でも今までのような、「飲み過ぎて眼科」とか「吐き過ぎて内科」とかいう不摂生ではなく、本気で虫垂炎になったりつわりだったり辛かった。

 

 

そんな中婚前挨拶、両家顔合わせ、入籍、引っ越し、住宅購入、挙式、新婚旅行、妊娠、、、なんて日々を、よく乗り越えたよ

 

 

 

こんなにヘトヘトなのに、来年1匹産まれるとか信じられない。

 

 

 

 

ということで、今年の漢字は「驚」ですね。驚異。驚き。色んなこと、起こり過ぎた。一気に5年分ぐらい起こったんじゃないかしら。

 

 

 

 

来年度は静かに、穏やかに過ごしたい。

赤子がいる時点でその願いは儚いものだろうと覚悟はしているけど…

 

 

 

 

そして折を見ては、こうして自分の変化やその時々の感覚を記録していきたい。やはり、読み返してみると懐かしくて面白い。

 

 

 

さあ明日も朝からお仕事やで。頑張るで。