鮭ご飯

アラサー看護師です。抑うつから復活し、その後の生活を緩〜く綴っている日記です。

引き出すチカラ

職場にね、陰ながらとっても尊敬してる先輩がいるの

 

 

前の地獄夜勤の時に、「たらればさんが受け持ちで良かったんだよ」と言ってくれた、お姉様

 

 

その方とまた夜勤が出来たんだけど

 

 

私の患者さんがあることでワーワーキーキー発狂してたんだ。私も人間。もう、呆れる気持ちとイライラと眠気で言葉も出なかったんだよね

 

 

ナースステーションで、お姉様に「5号の◯◯さん、もうダメですよ…今度は薬飲まないって頑なです…」と項垂れてるのをね、まず笑顔で『あははーそうなんだー珍しいねー(^ν^)』って聞いてくれるの

 

 

もう、そうやってポロリと愚痴を出してもいいんだって思わせてくれる人柄がまず好きなんだけど

 

 

『じゃあ、私が行ってみるよ!久しぶりだなー◯◯さん。』とかって、自分が出向いてくれたのだよ

 

 

そしてね、私が絶対にできなかっただろう対応を患者さんにしてくれて、見事患者さんの機嫌を回復させてくれたんです

 

 

それは、特別な言葉を使ったりコミュニケーション技法を使ってる風には見えない何かで

 

 

なんというか、私がこうやってそのお姉様になんでも話せてしまうようなウェルカムな雰囲気が、患者さんにも伝わったんだなって思った

 

 

そういう雰囲気は、言葉じり、態度、視線、声色、姿勢、立ち位置とかに、全てに出てる気がした

 

 

相手を受け止めることに自信を持ってるから、何を言われても揺るがない笑顔が出るのかな

 

 

なんだろう、忙しくて疲れてると、果たして自分が一呼吸置いて気持ちを落ち着かせたからといって、次にどう対応を変えればいいのかが分からないんだよね

 

 

でも、このお姉様のように、「受け入れますよ〜」っていう姿勢に切り替えることって新鮮な感覚だった

 

 

すぐさま見習って、さっきまでの「……はぁ。。」みたいな対応から、「そうなんですねぇ。嫌ですよね。頑張ってますもんね。」みたいな、余裕を感じさせるような包容力のあるような態度に変えてみた

 

 

そしたら、患者さんも笑顔なの

もちろん、お姉様の対応ありきでご機嫌回復したのが最も大きいとは思うのだけど

 

 

こうやって自分を変えれば良かったんだ。と、感動

 

 

そして何より、絶えない笑顔と冗談へのノリの良さと人当たりの良さ

 

 

見習いたい…。

 

 

そういう人と一緒に働ける職場で良かったなぁってホッコリした日でした(*´-`)