鮭ご飯

アラサー看護師です。抑うつから復活し、その後の生活を緩〜く綴っている日記です。

なりたい自分

こないだの夜勤でね、重症の患者さんを、しかも初受け持ちだったんだけど

 

 

まぁ、いつも落ち着いてるし、なんというか何か起きても最重症化はしないような人

 

 

きっと何事もなく終わるんだろ〜♪と思って、軽い気持ちで受けた申し送りでね、なんか体調悪そうなんだよね

 

 

そういえば最近あの薬を切ったりあれも切ったりなんだりと…嫌な予感はしてたんだけど

 

 

訪室してすぐ、もう、グッタリの患者さん

 

 

面会者もすっごい気にしてる。大丈夫かな、こんなこと、滅多にないのに…どうしたんですかね…とな

 

 

いやぁ、ほんと、どうしたんですかね。大丈夫ですかね。私こそ不安です。

でもそんなのは表には出せない

 

 

何より患者さんが、辛そう。見てるだけでも辛い

 

 

そんな感じで、そっから約16時間、最重症化はしないにしても、発熱したりspo2下がったりなんだりで慌ただしく過ごした

 

 

予測し得なかったこととか、更には私には分からないことも沢山起こって、先輩にめちゃくちゃ相談した

 

 

夜は怖くてずっとそばにいた

 

 

そして、なんとか迎えた朝。日勤さんに滞りなく送り、やっと解放された

 

 

でも、私1人じゃ絶対どうにも出来なかった。だから、助けてもらった先輩看護師に心からの感謝を伝えた

 

 

そしたらね、その先輩に、とっても嬉しい言葉をかけてもらった

 

 

「たらればさんは、ちゃんと私に逐一声をかけてくれてたから大丈夫。側で見守って記録してたから、変化にもすぐ気付けて対応できてたし。たらればさんが受け持ちで本当に良かったよ( ´ ▽ ` )ちょっと(当たり夜勤を)引いちゃっただけだよ。お疲れ様♪」

 

 

 

なんてね。言ってくれてね。

 

 

もう、ずーっとずーっと患者さんのことを気にしてた準深だったから、とにかく神経張り詰めてて。それが、一気に解けた感じがした

 

 

ああ、私も、こうやって人の頑張りをなんの屈託もない気持ちでしっかりと相手に伝えられるようになりたい。そう、心から思った

 

 

いままでずーっと『まだまだダメだ』みたいなメンタルでやってきてたから、なおさら、人を褒めたり認めて伸ばすことの重要性を学んだ気がした

 

 

私もあの先輩みたいになりたい

 

 

そう、素直に思ったので、書き残しておく。

 

 

 私生活では主に恋愛でメンタルボロボロだけど、その代わりかなんだか、仕事は着々といい結果が出てきてる

 

 

それだけ、普段からちゃんと仕事には真摯に向き合って(ときどきふざけて)るのかなぁ

 

 

えらいじゃん、わたし!

きっとなりたい自分にも、なれる。

そんな事を、コタツで肩までぬくぬくしながら思う雪の日でござんした。