鮭ご飯

アラサー看護師です。抑うつから復活し、その後の生活を緩〜く綴っている日記です。

カウンセリング1/9

私が通っている病院は、森の中にあるふるーいふるーい精神科です。

知人が看護師、栄養士として働いていますが、内部情勢も昭和?明治?というぐらい年功序列・お局政治の古い体制のようで。

いつも通院のたびに、ここは時が止まっているみたいだなぁと感じます。そんな環境でも、知人らは「私達を頼りにしてくれる患者さんがいるから、上がどんなに理不尽でもまだ頑張りたい」と勤め続けています。
だから私も、なんとなく励まされてそこに通い続けています。

穏やかな感じのおじいちゃん先生に、毎回出された薬を数週間飲んでは経過をみて、を繰り返しています。

眠れた?ご飯食べられた?落ち込みはなかった?あったなら薬を2錠に増やそう。落ち着いたら減らそう。…何ヶ月もこれの繰り返しですが、治るには時間がかかるのでしょうがないと思っています。

しかし、先月あたりは苦手な上司との仕事やプライベートな辛さが重なり、落ち込みが酷くなってしまいました。

薬を飲んでいれば確かに気持ちは良くなるかもしれない。しかし、そもそもの自分の感じ方・捉え方・考え方を自覚して是正しなければ、同じことの繰り返しになるのでは?と思い、先日勇気を出してカウンセリングを希望しました。

最初は反対されました。
おじいちゃん先生は、あなたは薬を飲んでいれば治る、と言います。
そうなのかなぁと疑わしく思い俯いていると、無理をしない程度にやってみようか?と提案してくれました。

無理というのは、カウンセリングをしていて、色んなことを話したり自覚していくうちに辛くなっちゃう人も居るんだそうです。

なので、キツくなったら辞めたいと伝える事を約束し、カウンセリングを始めることにしました。

最初は導入で、ありとあらゆる自分の情報を心理士さんにお話ししました。こんなに話さなきゃなの?というぐらい、話した気がします

私は昔から精神看護学や心理学をのめり込むように勉強していたので、なんとなく先入観や勝手な自己分析があり、自然のままに答えることが難しかったです
多分、無意識下で学んだ事を自分のいいように解釈しているので、あんまり調べたりしなければ良かったと後悔しています

でもそんな事情もお話ししたら、
ロールシャッハテストをやってみましょう
ということになりました

なんとなく聞いたことがある、
インクが何に見えるか?ってやつだったかな?
と思ったらやっぱりそうでした

これは次回のカウンセリングのときにやるそうです。
だから、あえて調べないで臨みます。

ちゃんと今の自分のこと、いいところもわるいところも理解したいから、
自然な気持ちでテストが受けられるといいなぁと思います。



一個、職場の怖い先輩について、その人と仕事をすると過緊張してしまい怖くて辛いことを話したら

師長さんや主任さんに相談できない?と返され

絶対に無理!そんなこと言ったら怒られるか裏でネチネチ言われる!と答えたら

「そしたら、例えば『 Aさんと仕事をするとどうしても怖くて辛く感じてしまうんですけど、そういう場合はどのように気持ちを切り替えていけばいいでしょうか?アドバイスをいただけませんか?』のように、愚痴や文句ではなくアドバイスを聞くのはどうかな?」と心理士さん。

わぁ、それがまさしく「相談」だぁ。と納得しました。
私の中で、師長・主任に話す=仕事の不満を言って、結果的に自分の評価を下げる という誤った考え方で固まっていました。
他人の評価を気にしすぎだなぁ
相談したいことは何なのか、辛いことをどう改善したいのか、自分が分かってないんだなぁ
と、思いました。。

こうやって少しずつ、誤ったベクトルの考え方が、もっと前向きになるといいなぁ。