アサーション
やっと忙しかった4月が終わったなぁ
ずいぶん放置しちゃったけど、カウンセラーさんに教えてもらってたアサーションの本を読み終わった
まぁ、本だから、上手く行くような例がいっぱいあがってたなぁ。だけど私生活でそうそう使えるものなのだろうか
でも、その中でもDESC法っていうのが、分かりやすかった。DESKかな、忘れちゃった
要は、
1 客観的に状況を述べる
2主観的な気持ちを述べる
3対応策を述べる
4それに対する対処を述べる
の順番で、お話をするんだって
すごいなーへー
ってぐらいに思いながら、次の日仕事に行ったら、見事に休み中に私のミスが発覚
もう頭の中真っ白で仕事してて、とりあえず師長には物凄い謝罪をした
で、問題は次
うちには最大難関の副ボスがいる
なんというかもう、ボス倒したら本当は私の方がボスでしたー!みたいに出てくる感じのあれ
回復薬とか使い切ってパーティもボロボロの時に出てくる感じのあれ
特に下方のスタッフへの当たりが物すごいんだよね。
育てるという名目をかかげ、なんのフォローもない指摘ばかりを笑顔で繰り出す
多分、笑顔で言えばフォローになると思っているのかもわからない。でもね、私たちにはそれは嫌味と怒りを秘めたものにしか見えない
だから普通の時に笑ってても、全部がその怖い笑顔にしか見えてない
絶対に話しかけないようにしよう、っていう、萎縮しか生まない
そんなラスボスに謝りに行ったんだけど
満を持して勤務終わりぐらいに行ったんだけど
まぁ、笑顔
ひまわりかな?みたいな、満面の笑顔
で、
「だってさぁ、なんでこれはこういう風にしたの?普通やらやくない?おかしくない?例えばこれがこうだったら、こっちは関係ないやつしゃん。なのになんでこれで確認したの?おかしいよね?」
って感じで、超怒ってる
ひまわりの後ろに西陽が…ってぐらい眩しく怒っていらっしゃる
いやもう、私が悪い
それは本当にそう思う。私が確認を怠ったこととか方法を間違ったことでミスが起こった
だから、それはちゃんと謝罪しなければならない。
そして怒られながらも、ここで私は思い出したのだ
DESC法を…!!
でも昨日の今日の付け焼き刃で、やっぱりちゃんと思い出せない
どういう風にするんだっけ
そんなこと思い出そうとしてる間もひまわりはマシンガンのように言葉をつらねてる
そして笑ってる。目尻がキュってなるぐらい笑ってる
笑いながら怒ってる。もう涙目の私に何回も同じことを言っている
そんなつらい状況だったけど、なんとなく思い出せたから、まずはちゃんと自分のミスを客観的にデスクライブして謝罪しよう!と思い、
「はい。私が確認行動を怠ったことによるミスと、確認行動自体を誤っていたことが原因です。正しくはこれこれこうで、こうすべきでした。」
とハッキリ言った
…どうだ、これ、DESCの①のやつみたいにはなってるんじゃないか?
ちゃんとひまわりもうん、とうなづいてくれてるぞ
……でもそっからどうするんだ??
あ、思ったことを言っていいのか。そうだ!そしたら、、
「ただ、私も焦りが生じていて…
『それは言い訳だから!(ニコッ』
チーン
言い訳…か…
…そうだよね…。。
ミスを認める側の怒られている人間は、そんな風に自分の思ってることは言っちゃダメなのかなぁ…
なんか、悲しくなった…
上手くいかないじゃん、アサーション…
すこしでも上手くいけば、もしかしたらこの怖いラスボスのことも理解できて、ちゃんといい関係性を保っていけるのかなぁと思ったのに
なんか、結局、怖くて萎縮する相手のまま。
関わりたくないなぁという思いがまた一層強くなっただけだった
それに引き換え、先に報告した師長さんはというと、
「次に同じミスが起こらないように対策を考えるものだから、どうしたらいいと思う?」
「(私が謝ると)いえいえ、もういいの。一緒に対策を考えましょう。こういう風にしたらいいのね。ありがとう、具体的に考えてくれて」
という感じの、キラキラした対応でした
もう、2度と間違えないようにして、この人の気持ちを裏切らないようにしよう!
怖いって思いだけで仕事するんじゃなくて、働きながらもまた改善策を考えていこう!
そう思えた
そんな一連の流れを彼に話したら、ちゃんと思ったことは言っていいのだとアサーションを実践しようとしたことを認めてくれた
なんなら、精神看護の認定さんにもそのように言われたことを話してくれた
そして少し時間が経ち、思った
ラスボスさんとも、いつかDESC法のように話ができる時が来るかもしれない
そういう時がきたら、やっぱり私は自分の非を認めながら、ちゃんと思ったことは言っていいんだ。だって、全部を自分で持ち帰ったら、マイナスな思いしか残らない。ひいては、仕事への嫌悪感・離職したい思い・向上心とかモチベーションの低下・ミスはしてはいけないものという強すぎるストレス・ホウレンソウが出来なくなることによる新たなミスとかが、どんどん出てきちゃう
そして、もしも完全にアサーションも出来ない状況や対応が続くなら、ずっと耐え続ける必要もないかなぁ
頑張るけど、頑張れないこともあるし、しょうがない。