飲み、寝て、そしてまた飲む
お酒が好き
さっき読んでた少女漫画では、主人公が顔を赤らめながら意中の彼に
「、、、好きです!」
って言ってた
そしてその彼も
「俺も……好き……(アゴクイッ」
って言ってたから、私も真っ赤な顔で
「私も、、、、好き、、、!!!(グビグビッ」
ってね。
被せてみたけど、何処からどう見ても私はただの酔っ払いなわけで。私が好きなのは、隣で屁を連発する初老のオジ彼と、決して裏切らないお酒なわけで
私もこんな若くて可愛い男子高校生と恋したかった。この、好かれた相手がお金持ちの御坊ちゃまだったみたいなシチュエーション、欲しかった。相手の幼馴染とか家政婦とバトるのとか、ほんと、どこぞのドクターとバトったり上司にあくせくするより数万倍楽しそう
今日のわたくしと言えば、自分も周りも高齢化
何よりも仕事に一途で、今や遅しと定年を待ってる
明後日ぐらいに来ないかな、私の65歳の誕生日
キュンキュンするのは給与明細が予想以上の額だった時と、ちゃんと年金支払ってますよーって通知が来たときぐらい
お金なの?人生の質
それでいいの?私の20代
なんて、もう、いつでもどこでも悲観出来る。ワンタッチ悲観
それぐらい仕事が辛い。仕事の絶対量がおかしい。そして今すぐにあの嫌な上司が恋しちゃったみたいに優しくなるか、辞めるか、自分が爆発するかの三択のどれかになって欲しい
まぁそれはさておき
看護学校時代の友人に、とにかく男性の人脈がありまくるキレイなお姉さんが居る
そのお姉さんが、今でもたまに私を飲みに誘ってくれるのだ。しかも、何故そんな人と知り合ったの?っていう、俗に言う良物件メンズたちとの飲みに
昨日は日○のお方々だったけど
その前は、パイロット
その前は、国家公務員
といった感じで、いつも色んな人のお話が聞けるのと、普段なら行けないようなお店で美味しいものが食べられるので、人生において貴重な経験が出来てるなぁと感謝してる
何というか、外の世界を知れるキッカケになるから、嬉しい
看護師としてあんなに狭い病棟という空間で、ただの何人かの嫌な人との関わりをストレスに感じて塞ぎこむのが、勿体無くなるような感じ
世界はあの病棟が中心ではないんだ、って、分かる。なんなら、思い知らされる。
こんなに色んな人がいてみんながそれぞれ頑張ってて、私もその一部でしかないんだ、と。
そうすると、気持ちがラクになる。自分が思ってるほど他人は私を重要視してないし注目してないし、期待もしてない。
だとしたら、自分らしくあっていいよね。他人に軸を置いて生きてきてたから、なかなか難しいけど。
だから、腰が重くても、飲みに行くのって大事だなーって思ってる
さらに、それが異性との飲みとなると、また良い。
異性に見られるのだから、ちゃんとオシャレしよう、今の流行りを取り入れて服を選ぼう、ってなる。そういうメリハリを持てる。
ただし、カウンセラーさんに、アルコール依存症には注意するように言われたばっかりなんだよねー…
「女性の方がアルコール依存症になりやすいんです。だから、注意してくださいね」
なんて、言ってたなぁ。。
どうしよう、もう片足突っ込んでるかもなぁ…。。
まぁ、適度に飲んで、適度に吐いて。そうやって、じわじわ進むしかないよね
明日も怖い上司はいる
なんなら怖い患者もいる
なんなら怖いドクターもいる
だけど私の世界は病院だけではない
辛くなったら飲めばいい
そんなことを思いながら、今宵も飲みに出かけてきます